新利根釣行&猛禽の店めぐり

オクを釣りに連れ出すのは大変である。

「め」の趣味の釣りを少しでも理解してもらおう、という下心から

たまに誘っているのだが、今日はこんな条件で合意してくれた。

 ⇒オクは財布を持って行かない=全て「め」もち。さらに「生中」付きになった。


6:30 いつものように松屋から出船。

 暑くもなく寒くもなく、気持ち良い微風が吹いていて、

 こんなにさわやかな天気で釣りができる日も珍しい。この季節だけかなあ。

 爆釣の予感がしたが、まずはPOP-Xで反応がない。オクはセンコーを使っているが同じ。

7:10 いつものMR-Xに変えると、30cmほどのバスがすぐに釣れた。

 またすぐに同じくらいのサイズが釣れたので、そのルアーをオクのラインに結んだ。

 伝家の宝刀ともいうべき釣れ釣れのルアーを貸してるんだから、釣っておくれ。

 他のことと同じだが、人に釣りを教えてその人が釣れると、自分のことよりうれしいもの。

しかし、しばらくして「釣れない。飽きた。」とオク。あとはひたすら食、眠に走った。

もうすでに時遅しだが、肝心なことを言うのを忘れていた。


「釣れると思って釣りをすること」

 ⇒これは非常に大事なことで、大学時代に釣りの師匠と思っている人から

  「なあ「め」、釣れると思ってルアー投げてる?釣れると思ってないと釣れないよ」って言われたことがある。

  不思議と釣れると思っていない時は集中力もなく釣れないもの。

今日も絶対釣れると思って釣っているので、結果的に4匹釣れた。

もう一つの目的が頭にチラつき、「め」も4時間で集中力が切れ、11:30に早上がり。


もう一つの目的とは、猛禽類のお店めぐり=ふくろう探し。

今日の予定はふくろうだけでなく、ワシ、タカなどの猛禽類全般を扱うショップ2件。


<1軒目>

郊外の広い敷地に、、、網もなく「放し飼いか?」って一瞬思ったが

ちゃんと足革が付いていて、等間隔で並べられている。

普段見ることがないタカやワシが何十羽も並んでいるのは圧巻!

目の前で油断したら、食われそう。でかいし。


中を見せてもらうと、メンフクロウのヒナが2羽。

ご飯の催促なのか、「ギャアギャア」鳴いている。

アナホリフクロウというかなり動き回るヤツもいた。

名前は忘れたが大型種のヒナもいたが、綿毛でやわらかそうなのにすでにデカイ。

輸入物が多い小型種のヒナはやっぱりいない。

あと印象に残ったのが、保護されたというカラス。

小ぶりだが、ウチのベランダに来るヤツとは黒色のツヤが違ってとてもきれいだった。


<2軒目>

市街地にあるこの店でも外に10羽ほどの猛禽類が並べられている。

店員さんの子もいるらしいが、ハヤブサはキリっとしていてかっこいい。

ここにもメンフクロウのヒナがいた。

これなら手が出る値段だと思うが、メンフクロウはキレイすぎてちょっと違うんだなあ。

目に付いたのが、モリフクロウの生後1ヶ月くらいのヒナ。

好奇心旺盛で、顔を近づけると、おぼつかない足で近くに寄って来る。

かわいすぎる。連れて帰りてえ!

これくらいから飼うとかなり慣れるらしい。

お客さんから預かっているという大人のモリフクロウを見せてもらった。

水浴びした後だったので、ペッタンコ。この子は飼い主にべったりらしい。

こんなに人間に慣れるのは珍しいらしいが、恐々触らせてもらった。

ふくろうもツメやクチバシが鋭く、ある程度の距離をおいて付き合わなくてはいけない

と思っていただけに、こんなに慣れるなら、飼うならやっぱりヒナからだと思った。


最後に恐る恐る値段を聞いてみた。

ボーナス1回分とかというレベルの話。んー。

お金が云々というより、貴重な生き物なので、それだけの「覚悟をして買いなさい」ってことか。