一駅分、歩く

その帰り道、行きはバスで行ったが、帰りは歩いてみた。
20分以上待って、30分バスに乗って、10分歩くより
一駅分、歩いて帰った方が早いと思ったから。
まず、「る」にアイスを買い、ゆっくり歩いた。
チョココーティングされたものだったので
すぐに、泥棒のような口になった。
他人のふりをしたかったけど、こんなに似ていたら…
食べ終わったら、繋いだ手も、ベタベタ。
公園で、手を洗いたい、と話していたら
「る」が「小」をしたくなり、スーパーでトイレを借りた。
ついでに、手を洗えるかたちとなり、気分転換。
そろそろ、抱っこだ、おんぶだ、と言われると
思いつつ軽快に歩いていたら、今度は、「大」だと。
万事休すかと思いきや、病院に駆け込んだ。
事無きを得たら、また、「る」が元気になり
歩道橋を上がって、二人で、掛け下りた。
→結局、1時間かからず、無事に帰宅。