魂を喰われに。。。

陰陽座に魂を喰われに行って来た。

ライブを見たのは、高崎の「club FLEEZ」。

今までで一番「気持ちの良い」ライブだった。

演奏が良い。音が良い。環境が良い。

ボーカルx2、ギターx2、ベース、ドラムスが

こんなに一音一音はっきり分かる音で、

しかも耳が痛くならずに、ライブを見たのは初めてだった。

→技術の進歩なのか? 会場が良いのか?


はやる気持ちを抑えつつ、のんびりドライブして来たが

高崎までは2時間かからず、4時前には着いてしまった。

ラッキーにもライブハウスから一番近いコインパーキングに

車を停めることができ、駅の方をブラつきに行った。

明らかにライブを見に来た雰囲気の人がたくさんいる。

駅前には誰かさんのお友達のような人がたむろしている。

→さすが、群馬!

やることがないので、戻って車で待機。

隣に停めた車の人は、扇子を用意している。

→この扇子の怖さを後で知ることになるとは、、、


開場時刻の5分前に会場へ。

向かいのお店のおっちゃんから、話かけられた。

「今日はすごいね。こんなに人がいるのは初めてだよ。」って。

→なんだか、更にワクワクしてきた。

まず「A」のチケットを持っている人から会場に入って行った。

1週間前にチケットを買った「め」は、「Bの80番」。

Aがやっと終わり、Bの番がやって来た。

ドキドキしつつ、地下に下りて行ったが、

ロッカーが充実しているロビーで更に待たされ

「Bの10番まで」、「Bの20番まで」、、、

というように呼ばれて、番号順にホールへ入場する。

「Bの70番まで」が呼ばれて「次だっ!」って思ってたら、

「残りの方、全てどうぞ」だって。

→当日券の人と同じ扱いだった。


ライブハウスの通例?の「ドリンク代」500円を払って入場。

ホールに入ると、すでに99%はぎっしりで

一番後ろにあるサウンドボードの横の

10人くらいのスペースしか空いてなく、そこに陣取る。

でも、一段上がったスペースの前から2人目なので、なんとか見られそう。

ドリンクはというと、バーが下手の奥なので、取りに行く気にもならない。

→チケットは持ち帰って来てしまいました。ゴメンナサイ。


会場にBGMで流れていたMetallicaの曲が途中でフェードアウトした。

いよいよだ。オープニングは何か?

低いベース音で始まる「夢幻」から続いて「邪魅の抱擁」だ。

長身の瞬火さんと狩姦さん、ドラムセットにいる斗羅さんは見えるが他の2人は?

よーく見ると、左の奥に遠慮がちに招鬼さんの顔が見えた。

女性の歌声は聞こえるものの、黒猫さんはカワイイ(ミニ)ので見えない。

MCになり、飛び跳ねる群集がおさまって、やっと顔が見えた。

「こんばんは、妖怪ヘヴィメタルバンド・陰陽座です。」

「空蝉忍法帖」「火車の轍」「妖花忍法帖」「鵺」「甲賀忍法帖

などが演奏され、見ている方のウネリの激しさも増していく。

途中の2曲は全く知らない曲で、悔しかった。

あと「まどろみ忍法帖」と言っていたと思うが

普通の日本語(古語でない)のバラードが演奏されたのが興味深かった。


最後の「我が屍を越えてゆけ」とアンコールの「がいながてや」で

問題の扇子が登場した。扇子を高く上げて振るのが「お約束」になっているらしい。

「め」はB型人間?で、最低限周りに迷惑をかけないように、勝手に楽しむので

園児のお遊戯かラジオ体操みたいに皆揃ってやる、お約束の行為が大っ嫌い!

第一、扇子を上で広げたら、ステージが見えないじゃん!

→これには、ちょっと寒くなった、、、


「この扇子で見えないステージで終わったら、イヤだなあ」

って思ってたら、2回目のアンコールで「義経~悪忌判官」だ。

組曲の1曲であり、演奏されるとは思ってなかったので、ラッキー。

更に、3回目のアンコールでは「二秒で終わりだ」の「卍」。

このサイコーな曲で幕を閉じた。

楽しかった。。。


最近のライブアルバム、ベストアルバムを中心に予習していたので

曲目としては、裏切られる結果となり、それが逆に嬉しかった。

「焔之鳥」~「鳳翼天翔」、「陰陽師」、「羅刹」なんかは次回に期待。

帰りの車で、思い出しながら、セットリストを作ってみた。

15曲は思い出したけど、あとはなんだったろ? 忘れた。

⇒今度はYさん誘って、また行くぞー。