魂を喰われに。。。

taremetal2006-08-26

陰陽座に魂を喰われに行って来た。
ライブを見たのは、高崎の「club FLEEZ」。
今までで一番「気持ちの良い」ライブだった。
演奏が良い。音が良い。環境が良い。
ボーカルx2、ギターx2、ベース、ドラムスが
こんなに一音一音はっきり分かる音で、
しかも耳が痛くならずに、ライブを見たのは初めてだった。
→技術の進歩なのか? 会場が良いのか?


はやる気持ちを抑えつつ、のんびりドライブして来たが
高崎までは2時間かからず、4時前には着いてしまった。
ラッキーにもライブハウスから一番近いコインパーキングに
車を停めることができ、駅の方をブラつきに行った。
明らかにライブを見に来た雰囲気の人がたくさんいる。
駅前には誰かさんのお友達のような人がたむろしている。
→さすが、群馬!
やることがないので、戻って車で待機。
隣に停めた車の人は、扇子を用意している。
→この扇子の怖さを後で知ることになるとは、、、


開場時刻の5分前に会場へ。
向かいのお店のおっちゃんから、話かけられた。
「今日はすごいね。こんなに人がいるのは初めてだよ。」って。
→なんだか、更にワクワクしてきた。
まず「A」のチケットを持っている人から会場に入って行った。
1週間前にチケットを買った「め」は、「Bの80番」。
Aがやっと終わり、Bの番がやって来た。
ドキドキしつつ、地下に下りて行ったが、
ロッカーが充実しているロビーで更に待たされ
「Bの10番まで」、「Bの20番まで」、、、
というように呼ばれて、番号順にホールへ入場する。
「Bの70番まで」が呼ばれて「次だっ!」って思ってたら、
「残りの方、全てどうぞ」だって。
→当日券の人と同じ扱いだった。


ライブハウスの通例?の「ドリンク代」500円を払って入場。
ホールに入ると、すでに99%はぎっしりで
一番後ろにあるサウンドボードの横の
10人くらいのスペースしか空いてなく、そこに陣取る。
でも、一段上がったスペースの前から2人目なので、なんとか見られそう。
ドリンクはというと、バーが下手の奥なので、取りに行く気にもならない。
→チケットは持ち帰って来てしまいました。ゴメンナサイ。


会場にBGMで流れていたMetallicaの曲が途中でフェードアウトした。
いよいよだ。オープニングは何か?
低いベース音で始まる「夢幻」から続いて「邪魅の抱擁」だ。
長身の瞬火さんと狩姦さん、ドラムセットにいる斗羅さんは見えるが他の2人は?
よーく見ると、左の奥に遠慮がちに招鬼さんの顔が見えた。
女性の歌声は聞こえるものの、黒猫さんはカワイイ(ミニ)ので見えない。
MCになり、飛び跳ねる群集がおさまって、やっと顔が見えた。
「こんばんは、妖怪ヘヴィメタルバンド・陰陽座です。」
「空蝉忍法帖」「火車の轍」「妖花忍法帖」「鵺」「甲賀忍法帖
などが演奏され、見ている方のウネリの激しさも増していく。
途中の2曲は全く知らない曲で、悔しかった。
あと「まどろみ忍法帖」と言っていたと思うが
普通の日本語(古語でない)のバラードが演奏されたのが興味深かった。


最後の「我が屍を越えてゆけ」とアンコールの「がいながてや」で
問題の扇子が登場した。扇子を高く上げて振るのが「お約束」になっているらしい。
「め」はB型人間?で、最低限周りに迷惑をかけないように、勝手に楽しむので
園児のお遊戯かラジオ体操みたいに皆揃ってやる、お約束の行為が大っ嫌い!
第一、扇子を上で広げたら、ステージが見えないじゃん!
→これには、ちょっと寒くなった、、、


「この扇子で見えないステージで終わったら、イヤだなあ」
って思ってたら、2回目のアンコールで「義経〜悪忌判官」だ。
組曲の1曲であり、演奏されるとは思ってなかったので、ラッキー。
更に、3回目のアンコールでは「二秒で終わりだ」の「卍」。
このサイコーな曲で幕を閉じた。
楽しかった。。。


最近のライブアルバム、ベストアルバムを中心に予習していたので
曲目としては、裏切られる結果となり、それが逆に嬉しかった。
「焔之鳥」〜「鳳翼天翔」、「陰陽師」、「羅刹」なんかは次回に期待。
帰りの車で、思い出しながら、セットリストを作ってみた。
15曲は思い出したけど、あとはなんだったろ? 忘れた。
⇒今度はYさん誘って、また行くぞー。