リトっ

先週に引き続き、サボテン屋めぐりの第二弾。

桐生の「リトープス ラボラトリー ジャパン」におじゃました。

9割がリトープスで、あとはコノフィツムなどの多肉植物

栽培、販売されている。

あまり予備知識がなくて行ってしまったのだが

「群仙園」の相談役でもある、島田さんは

リトープスの世界では、世界的権威で

ウチら、ド素人が。。。って、ちょっと後悔した。

が、リトープスの標本を見せてもらったら

「すばらしい!」の一言で、そんなことはどうでも良くなった。


ウチら夫婦が初心者だと分かると、

島田さんは、基本から丁寧に説明してくださった。

まず、適当なリトープス(茶色の品種)を持って来て

「表面は茶色でしょ」「茶色では光合成できませんね」

ナイフで水平に輪切りにして

「透かしてみて」「赤く見えるでしょ」

もう一段下を輪切りにして

「透かしてみて」「真ん中は透明で、縁が緑色に見えるでしょ」

「透明な部分を通して、緑色の部分に光が届くので、

 これで光合成できますね」「緑と赤で、上から茶色に見えるんです」

→目からウロコが。


島田さんは現地(アフリカ)で、リトープスの種を採集して

実生で育てているのですが、同時に現地の石も持って帰るそうです。

「これを見れば、この石に擬態していることが分かります」

同じ品種でも自生している場所によって色が違うので、

なぜ周りの石が同じ色をしていることが分かるのか聞いてみると

「様々な色の品種があっても、目立つ(擬態できない)色の品種は、

 生物に食べられて淘汰され、周りの色に擬態できるもの

 (=周りの石などと同じ色の品種)が残ります」

→また、目からウロコが。


こうして、1時間以上も講義していただきました。

その後、温室をぜ~んぶ見て回った。

ほとんどが、リトープスなのだが

あの! 奇想天外(Welwitschia)もあり、

葉っぱが微妙に虹色で、とてもキレイだった。

→手頃な値段で売っていたのを

 帰りにカタログを見て気が付いて、後悔した。

 次回は絶対買うぞ。

結局、ほとんどの品種をオクが選び、10種を購入。


用土の配合も教えていただいたので、

帰りにホームセンターで、鹿沼土赤玉土を購入して

7時からオクとナイターで植え付けを行った。

きちんと用土をふるいにかけるところから行い、

多肉植物関連では、初めて肥料も入れてみた。


今日、ウチのコになったリスト

1.Lithops fulviceps 'Aurea'

2.Lithops olivacea C109

3.Lithops karasmontana Top Red(Mr. Sakkie Soaiman)

4.Lithops verruculosa 'Rose of Texas'

5.Conophytum johannis-winklei

6.Conophytum hians(Kleinzee)

7.Conophytum helenae(Kosies)

8.Conophytum loeschianum red-lined

9.Ophthalmophyllum maughanii v. armeniacum(Nanassen)

10.Monilaria moniliformis(Klawer)

→全部メセンぢゃん!


島田さん、いろいろ教えていただき、ありがとうございました。