酔っ払いの相手 ⇒よく我慢した

夜のお客様は、お酒が入っていない方が少ないし

夜のお客様で、商売をさせていただいているので

文句も言えないのだが。

夕飯前、初めてのある飲み屋への迎車。

お客様が出てくるのが遅くて、嫌な予感がした。

やっと出てきたと思ったら

外のテラスの人と、5分以上話している。

その時点で、着いてから、10分以上経過。

飲み屋的にも、身なり的にも、遠くないと予想。

乗ってから、関係ない長い話が始まり、行き先がはっきりしない。

走らないと商売にならないので

何とか行き先を聞いて、「〇〇ですね?」と確認して走行。

途中、ずっと、同じ話を何十回も聞かされた。

昨日は、タクシーを呼んだけど、無いと言われて

歩いて帰ったらしく、ご立腹な様子。

最初はその飲み屋からで、ウチの会社のタクシーが

来なかったのかと思っていたら、違う店からだから

別のタクシー会社の可能性が高い。

最初に言われた目的地付近で、まず、長い話。

止まっていても、メーターは上がるけど

走らないと割に合わない。

適当に返事をしつつ、近くにお巡りさんが

いる場所の検討をし始めたりした。

駅の方に行けば、交番があることが多い。

何とか、行き先を聞こうとしたら

元の飲み屋の方の駅を指示されて、戻った。

また、途中で、止められて、長い同じ話。

また、行き先を聞いて、最初の目的地に向かう。

悪いことに、踏切の手前で止まったら、また、長い同じ話。

やっと、スナックか何かの名前が出てきて

〇〇ですね? と確認して、そこまで行った。

〇〇円です、と言ったら、高い、こんなになったことはない、と。

途中、「金は払う」と言っていたので、悪い人ではない気もするが。

このお客様を乗せてから、開放さるまで、約40分。

普通に走ったら、1万円は超えるので

今回は、半分以下だから、かなり安いはず。

お金を払ってからも、同じ長い話が始まったので

ボランティアではないので、電話がかかってきた

ふりをして、降りていただいた。

呼ばれてから、約1時間。よく我慢した。

次回、同じお店に呼ばれて、同じお客様が出てきたら

無線室に連絡をして、断りの相談をしようと決めた。